価値の付け方
価値の付け方は2つ
①質を上げる
②売り場を変える
マーケティングの意味
マーケティングは、自分がやりたいことと、世間が求めていること、のズレを確認するためにある
グラレコの使い方
グラレコの魅力は、議論を『可視化』できること。
特に、複数の人の会議を、スムーズに進めるために、役に立つ。
これは、言いたいことがベースにあって、うまく伝わらないという問題を解決しているからだ。
では、ブログやSNSで、有名人のYouTubeやVoicyをグラレコして発信することに、どんな価値があるか。
誰のどんな問題を解決しているのか?
有名人のYouTubeやVoicyは、そのままで十分わかりやすいから、グラレコの機能はあまり意味を成さない。
グラレコされた有名人は嬉しいと思う。勝手に宣伝してくれるから。
しかし、第3者がそれを見ると、不快になる場合がある。
例えば、有名人の影響力を使って、楽に集客したい、楽に稼いでやろう、という下心が、透けて見えることがある。
その場合、グラレコによってグラレコ人自身のファンを減らすことになると思う。
つまり、グラレコ人が『なぜ』それをグラレコしているのか、または『何のため』にグラレコしているのかを、第3者は嗅ぎとろうとする。
だから、ブログやSNSでグラレコするなら、『なぜ』『何のため』を自ら発信しないと、誤解を招く可能性がある。
ブログやSNSでグラレコするときは、
例えば、この人のファンで応援したい、この人の言っていることが面白いのでいてもたってもいられない、など、グラレコ人が『なぜ』『何のために』グラレコしているのかを明確にして、本人の『人柄』がわかるようにする方が、正解だと思う。
『人柄』を好きになってもらえると、「この人にグラレコを頼みたい」「この人からグラレコを教わりたい」と思う人が現れる。
だから、ブログやSNSでは、『なぜ』『何のため』を発信して、自分の『人柄』を知ってもらいやすくするためのツールとして、グラレコを使うのがよいと思う。
独学は失敗の典型例
自分だけでやると、時間がかかってしかたがない。
聞けば1分で解決することに、数時間かかったりるす。それで時間とエネルギーを消耗する。
お金で時間を買え。
でないと、競争に勝てない。
賢い人たちは、先人に頭を下げて、教えてもらっている。
そんな人に競争で勝つには、自分も学びのスピードを上げるしかない。
邪魔なプライドをすてられるか。
将来に成功するために、今プライドを捨てて、人に頭を下げられるか。
これができないと、負ける。
プライドを捨てて、とにかく、動け。
自分へのメッセージでした。
グラレコの将来性
グラレコに将来性はあるのか?
需要はあるのか?
供給は不足しているのか?
どんなビジネスになるのか?
どんなメリットがあるのか?
まず、需要と供給について。
世の中の会議を見ると、オンラインもオフラインも、『口頭』で進行している。つまり、供給過多ではない。
一方で、世間一般にグラレコを使おうとする風潮にはなっていない。
理由として考えられるのは、
①グラレコの効果を知らない
②グラレコがなくてもスムーズに進んでいる会議ばかりがオープンにされているから、需要が見えにくい
③わざわざグラレコのために他人を会議に呼ぶという発想がない
ただ、一部の企業では導入が始まっている。
参入するなら、早い方がいい。
次に、グラレコはどんなビジネスになるのか?
一般的には、会議の可視化だから、会議に参加して、リアルタイムでグラレコすることが多い。
このやり方は、自分にファンがつけば、繰り返し読んでもらえると思う。信用が次の仕事を呼ぶので、売れ出すと、成長は早いかもしれない。
他には、TEDやビジネス書をグラレコして、SNSやブログ等で発信するやり方がある。
元ネタとの相乗効果で、閲覧数は延びやすいが、マネされやすいので、いずれ飽和状態になると思う。
自分にとってどんなメリットがあるのか?
結論を言うと、自分の学びになる。
グラレコすることで、グラフィックレコーダー自身の自己投資を加速させる。
今のところ、世間的には希少性があるから、反応が得られれば、モチベーションも続きやすい。
グラレコは大変効率のいい『学び方』だと思う。
最後に、
グラレコによって、会議がよりスムーズに進むようになるなら、そして多くの事業が加速するなら、それだけ、世の中が良くなるのが速くなるということ。
だとすると、グラレコはソーシャルグッドな素晴らしい仕事だと思う。