グラレコの将来性
グラレコに将来性はあるのか?
需要はあるのか?
供給は不足しているのか?
どんなビジネスになるのか?
どんなメリットがあるのか?
まず、需要と供給について。
世の中の会議を見ると、オンラインもオフラインも、『口頭』で進行している。つまり、供給過多ではない。
一方で、世間一般にグラレコを使おうとする風潮にはなっていない。
理由として考えられるのは、
①グラレコの効果を知らない
②グラレコがなくてもスムーズに進んでいる会議ばかりがオープンにされているから、需要が見えにくい
③わざわざグラレコのために他人を会議に呼ぶという発想がない
ただ、一部の企業では導入が始まっている。
参入するなら、早い方がいい。
次に、グラレコはどんなビジネスになるのか?
一般的には、会議の可視化だから、会議に参加して、リアルタイムでグラレコすることが多い。
このやり方は、自分にファンがつけば、繰り返し読んでもらえると思う。信用が次の仕事を呼ぶので、売れ出すと、成長は早いかもしれない。
他には、TEDやビジネス書をグラレコして、SNSやブログ等で発信するやり方がある。
元ネタとの相乗効果で、閲覧数は延びやすいが、マネされやすいので、いずれ飽和状態になると思う。
自分にとってどんなメリットがあるのか?
結論を言うと、自分の学びになる。
グラレコすることで、グラフィックレコーダー自身の自己投資を加速させる。
今のところ、世間的には希少性があるから、反応が得られれば、モチベーションも続きやすい。
グラレコは大変効率のいい『学び方』だと思う。
最後に、
グラレコによって、会議がよりスムーズに進むようになるなら、そして多くの事業が加速するなら、それだけ、世の中が良くなるのが速くなるということ。
だとすると、グラレコはソーシャルグッドな素晴らしい仕事だと思う。