芸術は必要か

答えは、人による、だと思う。

ドイツの文化大臣の発言が話題になったが、
人によっては該当するし、人によっては該当しない、が実態だろう。

では、該当する人にとって、芸術はどんな作用をするのか?

芸術に触れることで、精神的な満足を得て、活力が生まれるとすれば、その人にとって、芸術とは生きるための『糧』だ。

言わば『エネルギー源』である。

これは主にに芸術を創る人に当てはまると思う。

別の側面から考えてみよう。

芸術を観賞する人に、芸術はどのように作用するのだろうか?

芸術に触れることで、精神的に満足するのはなぜか?

僕の仮説は、作者の感情エネルギーを感じ取るから、というもの。

芸術とは、作者の感情エネルギーを詰め込んだもので、受け手に感情エネルギーが伝わるり、元気を与え、結果的に精神的な満足をもたらすのではないか。

平たい言い方をすれば、作者のエネルギーが受け手を元気にしている、ということだ。

そして、作者の意図を理解できるほど、作者の感情が伝わりやすくなり、より多くのエネルギーが伝わる。だから、同じ芸術でも、受け手によって、感じ方が異なる。


以上のとおり、芸術は、人によっては必要というのが僕の考え。